2眼マルチセンサーカメラ3機種を発売 ~2つのカメラユニットで同時に2つの画角の撮影に対応、より広角の監視を支援~

作成者: ニュース作成用執筆者|2023年2月8日

i-PRO(アイプロ)株式会社(東京都港区、代表取締役社長 尾崎 祥平、以下i-PRO)は、2つのカメラユニットを1台に収めた屋外用2眼マルチセンサーカメラを、「Sシリーズ」に2機種、「Uシリーズ」に1機種追加し、それぞれ2023年4月と5月より販売します。

AIプロセッサー搭載の「Sシリーズ」は、8MP(メガピクセル)2眼、または、4MP 2眼、エントリーモデルの「Uシリーズ」は4MP 2眼のカメラユニットを収めています。各カメラユニットは独立して方向調整が可能で、2台のカメラを必要とする場所でも1台で対応でき、省スペース化や導入コスト低減を図りつつ、広範囲を監視できます。「Sシリーズ」では最大4つのAIアプリケーション(※1)をインストールして多様な監視ニーズに対応が可能です。

■商品の主な特長

1.異なる2つの画角の撮影を1台で実現
独立して方向調整が可能なカメラユニットを2台搭載し、従来2台のカメラ設置が必要な場所でも1台のカメラで撮影可能なため、省スペース化や導入コストの低減が実現できます。

2.高解像度で広範囲かつ細部の撮影にも最適
2眼マルチセンサーカメラは4MP と8MPのカメラユニットを備えており、一般的な解像度である2MP(1080P)と比べて、各機種とも更に広い範囲を撮影可能です。
細部の撮影にも適しており、例えば1つのカメラユニットで工場の生産ライン全体を撮影しながら、もう1つのカメラユニットで作業中の従業員の安全を見守るなど、1台で複数の用途に活用できます。


3.豊富なAIアプリケーション対応
「Sシリーズ」では、合計4つのAIアプリケーション(※1)をインストールし同時使用が可能です。動体検知、ナンバー認識、顔検知、人物属性識別、車両属性識別、状態変化検知などの豊富なAIアプリケーションの中から自由に選択できます。


4.設置工数を削減
カメラ設置台数が減るため、施工に掛かる時間や工数の負担が削減されます。
1つの電源およびLANケーブルで2つのカメラユニットの映像を伝送できるため、設置時に配線の手間がかかりません。


5.データの改ざんやなりすましを防ぐ高いセキュア性能
第3者機関発行の電子証明書(Global Sign®(※2))に加えて、FIPS 140-2 Level3(※3)に認定されたハードウェアを搭載することで、セキュア性能が高い映像監視システムを提供します。

 

※1:AIアプリケーションは別売のオプション。
※2:GlobalSign®はGMOグローバルサイン株式会社の登録商標。
※3:FIPS 140-2は、米国連邦情報処理標準規格(Federal Information Processing Standards)で暗号化モジュールのセキュリティ要件を定めた規格。Level 3は、政府や法執行機関など、高いセキュリティが求められる場所に適したレベル。

 

■品名・品番など

品名 品番 AIプロセッサー搭載 発売
時期
外観
2 x 8MP(16MP) 屋外
マルチセンサー AIカメラ
WV-S85702-F3L

2023年
4月

2 x 4MP(8MP) 屋外
マルチセンサー AIカメラ
WV-S85402-V2L 2023年
4月
2 x 4MP(8MP) 屋外
マルチセンサーカメラ
WV-U85402-V2L 2023年
5月

価格はいずれもオープン価格です。
技術仕様詳細については、i-PRO コンポーネント Webカタログ ( https://cwc.i-pro.com/ ) で公開しています。


■i-PROについて
i-PRO株式会社は、セキュリティ監視、パブリックセーフティ、そして医療用イメージングの各分野に欠かせないセンシングソリューションの世界的なリーディングカンパニーです。パナソニックにおける60年以上にわたる数々のセンシング技術とイノベーションを継承し、2019年に設立されました。
私たちは、一瞬も見逃さない高度なセンシング技術とあらゆる環境に対応する信頼性の高いソリューションで、人々の命を守り救うプロフェッショナルをサポートし、より安心安全な社会の実現に貢献します。
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