新年あけましておめでとうございます。
令和6年1月1日に発生した能登半島地震により、犠牲となれられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
i-PROは、昨年設立4周年を迎えることができました。これもひとえにお取引先様や株主の皆様方のご協力と信頼の賜物と、心から感謝申し上げます。
昨年は、小型で高機能なコンパクトドーム AIカメラ、追加学習によりAI検知精度改善を可能としたハイエンドAIカメラXシリーズなどの映像セキュリティ新製品99機種を、グローバルで発表することが出来ました。ハイエンドAIカメラXシリーズは、今年初旬に発売予定ですが、既に海外で高く評価され様々な賞をいただいております。医療用では、内視鏡カメラの4色分解プリズム「光学装置」の特許が評価され、公益社団法人発明協会の令和5年度九州地方発明表彰で「発明奨励賞」を受賞しました。そして、3月には、新事業として、1,500通りの製品ラインナップで多様なニーズに1個単位から短納期で提供するモジュールカメラmoducaを発表することが出来ました。コーポレート活動としては、企業としての社会的な使命に真摯に向き合い、サステナビリティを推進していく中で、6月に国連のグローバル・コンパクトに参加いたしました。この参加は、当社が国連の理念に賛同し、企業としての責任を果たしてグローバルなサステナビリティの実現に向けコミットすることを意味します。
ようやく新型コロナウイルスの影響が一段落し、市況も平時の状態まで回復してきました。当社は、今年を本格的な飛躍の年と位置付け、世界中のお客様に向けて重要な監視・撮像用途に対応する魅力的な新製品を次々と発表していく予定でおります。プロフェッショナル用途に耐える堅牢性と信頼性に加え、AIをはじめとする最新テクノロジーの開発、サイバーセキュリティやプライバシー保護などにも重点を置き、新たな時代に即した品質にも取り組んでいく所存です。
今後もお取引先の皆様や株主の方々と共に協力し、更なる発展を目指して邁進してまいります。本年も引き続き、よろしくご支援のほどお願い申し上げます。
i-PRO株式会社 代表取締役社長 尾崎祥平